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第51回

副交感神経の作用はどれか。2つ選べ。(第99回)

①発 汗
②縮 瞳
③尿量減少
④心拍数減少

  1. 発 汗
    汗腺にはたらき発汗を促すのは交感神経である。
  2. 縮 瞳
    瞳孔括約筋を収縮させ、瞳孔を縮小させるのは副交感神経である。
  3. 尿量減少
    排尿は交感神経により抑制され、尿量が減少する。
  4. 心拍数減少
    心筋のはたらきは副交感神経によって抑制され、心拍数は減少する。
  5. 消化管運動抑制
    消化管の平滑筋は副交感神経で収縮し、消化管の運動は抑制ではなく促進される。

副交感神経は身体がリラックスしているときにはたらく自律神経である。

前腕の動きを肩部上方から撮影した写真を別に示す。前腕の回外を示すのはどれか。(第103回)


  1. ①は回内・回外運動は行われておらず、前腕の外旋位となった状態である。

  2. ②は回内・回外運動は行われておらず、前腕の内旋位となった状態である。

  3. ③は前腕の回外を示しており、この際の前腕骨である橈骨と尺骨は並行した状態である。回外運動は回外筋と上腕二頭筋によって行われる。

  4. ④は前腕の回内を示しており、この際に橈骨は尺骨の前面を斜めに乗り越えており、2本はクロスした状態となっている。回内運動は円回内筋と方形回内筋によって行われる。

前腕の回内および回外は前腕のねじりの運動である。親指が内回りで身体に近づき手背が前を向く運動が回内で、親指が外回りで身体から離れて手掌が前を向く運動が回外である。

上腕を外転させる筋肉はどれか。(第96回)

①大胸筋
②三角筋
③上腕二頭筋
④上腕三頭筋

  1. 大胸筋
    大胸筋は上腕を内転し、内旋させる。
  2. 三角筋
    三角筋は上腕を水平位まで上げ、外転させる。
  3. 上腕二頭筋
    上腕二頭筋は前腕を屈曲し、回外させる。
  4. 上腕三頭筋
    上腕三頭筋は前腕、すなわち肘関節を伸展させる。

大胸筋は胸部の筋だが、上腕骨に停止して上腕を動かす。三角筋は上腕骨に停止して上腕を動かす。上腕二頭筋と上腕三頭筋は、上腕の筋で前腕の骨に停止し、前腕を動かし肘関節の運動を行う。

つま先を引きずって歩行しているとき、障害されているのはどれか。(第95回)

①前脛骨筋
②大腿二頭筋
③腓腹筋
④ヒラメ筋

  1. 前脛骨筋
    前脛骨筋は下腿伸筋群に含まれ足関節の背屈を行う筋で、障害されるとつま先が上がらない。
  2. 大腿二頭筋
    大腿二頭筋は大腿後面にあるハムストリングスの1つで、膝関節の屈曲を行っている。
  3. 腓腹筋
    腓腹筋は下腿三頭筋の筋頭で、停止腱はアキレス腱となり踵骨につき、足関節の底屈にはたらく。
  4. ヒラメ筋
    ヒラメ筋は腓腹筋とともに下腿三頭筋を構成し、停止腱はアキレス腱となって踵骨につき、足関節の底屈にはたらく。

つま先を引きずっているということは、足関節(距腿関節)の背屈ができないということである。足関節の背屈は、下腿伸筋群(前脛骨筋・長母指伸筋・長指伸筋)が行っている。

筋収縮で正しいのはどれか。(第105回)

①筋収縮はミオシンの短縮である。
②アクチンにATP分解酵素が存在する。
③α運動ニューロンは筋紡錘を興奮させる。
④筋小胞体からカルシウムイオンが放出される。

  1. 筋収縮はミオシンの短縮である。
    筋収縮はミオシン自体の短縮ではなく、細いフィラメントのアクチンが太いフィラメントのミオシンの間に滑り込むようにして起こる。
  2. アクチンにATP分解酵素が存在する。
    アクチンではなく、ミオシン頭部にあるATP分解酵素でATPを分解して筋収縮のエネルギーを得ている。
  3. α運動ニューロンは筋紡錘を興奮させる。
    筋紡錘を支配する運動神経線維は、γ運動ニューロンである。
  4. 筋小胞体からカルシウムイオンが放出される。
    筋原線維を取り囲む筋小胞体は、カルシウムイオンを貯蔵したり放出したりする。

筋(骨格筋)の収縮は、筋原線維の収縮によって起こる。筋原線維にはアクチンとミオシンという2種類の線維(フィラメント)が長軸に沿って規則正しく並んでいる。筋原線維の収縮はこのアクチンとミオシンの配列が変化することによって生じる。筋小胞体がカルシウムイオンを放出すると、アクチンとミオシンの反応が引き起こされ筋は収縮する。筋収縮に必要なエネルギーは、細胞質中にあるATPが分解されるときに生じる。

最も順応しにくいのはどれか。(第106回)

①視 覚
②嗅 覚
③味 覚
④触 覚
⑤痛 覚

  1. 視 覚
    視覚には、明暗に対する順応である明順応と暗順応がある。
  2. 嗅 覚
    嗅覚は、1つのにおいに対して短時間で順応して感じなくなる。
  3. 味 覚
    味覚は順応が早いため、同じ味を続けると感覚が弱まり味を感じなくなる。
  4. 触 覚
    皮膚感覚である触覚は順応が速く、触れていることを意識しなくなる。
  5. 痛 覚
    痛覚は最も順応しにくい。痛覚は身体に加えられた刺激や、体内に生じた異常を自覚し、それらの刺激が取り除かれるまで続く。

順応とは、同じ刺激を与え続けることで、感覚の強さが徐々に弱くなる現象をいう。

内耳とともに平衡覚に関与するのはどれか。(第98回)

①聴 覚
②嗅 覚
③視 覚
④味 覚

  1. 聴 覚
    聴覚は平衡覚に関与しない。
  2. 嗅 覚
    嗅覚は平衡覚に関与しない。
  3. 視 覚
    視覚は平衡覚に関与する。
  4. 味 覚
    味覚は平衡覚に関与しない。

平衡覚は、正しい姿勢の維持、立ち直り運動、眼の運動のために入力情報を与える感覚である。内耳の前庭と半規管が関与するが、その他に視覚や深部感覚も関与する。

角加速度を感知するのはどれか。(第106回)

①耳 管
②前 庭
③耳小骨
④半規管

  1. 耳 管
    耳管は鼓室と咽頭をつないでいる管で、鼓膜をはさんで外耳道と鼓室の間の気圧の差を解消して鼓膜の振動を正常にする。
  2. 前 庭
    前庭の中には球形囊と卵形囊があり、2方向の直線加速度を感知するが、角加速度は感知しない。
  3. 耳小骨
    耳小骨は鼓室内にあり、鼓膜と前庭窓をつないで鼓膜の振動を前庭窓に伝える。
  4. 半規管
    半規管は前庭から突き出た3本のループで、互いに直角な3平面上にあり、回転運動の加速度である角加速度を感知する

角加速度とは、回転加速度のことで、3つの環状のループをもつ半規管が、中を満たす内リンパ液の動きにより、感知している。

眼球に入る光の量を調節するのはどれか。(第109回)

①角 膜
②虹 彩
③瞳 孔
④水晶体
⑤毛様体

  1. 角 膜
    角膜は外膜の前1/6を占め、入ってきた光を屈折させる。
  2. 虹 彩
    虹彩は毛様体から起こり水晶体の前で瞳孔を囲む円板状の縁取りで、光の量を調節する働きをもつ。
  3. 瞳 孔
    瞳孔は、虹彩の中心の円い孔で、眼球内部へと光を通す導入孔となる。
  4. 水晶体
    水晶体は瞳孔と虹彩の後方に位置する凸レンズで、瞳孔から入ってきた光を屈折させる働きをもつ。
  5. 毛様体
    毛様体は中膜の一部で、脈絡膜の前方に突き出して内部に毛様体筋があり、水晶体の厚さを変えて遠近調節を行う。

眼球は眼球壁と、内部の水晶体、硝子体、眼房水からできている。眼球壁は3層の膜からなり、外膜(眼球線維膜)は角膜と強膜、中膜(眼球血管膜)は毛様体・虹彩と脈絡膜(ぶどう膜)、内膜は網膜となっている。

感覚受容にリンパ液の動きが関与するのはどれか。2つ選べ。(第110回)

①嗅 覚
②聴 覚
③味 覚
④振動感覚
⑤平衡感覚

  1. 嗅 覚
    嗅覚は鼻腔内嗅粘膜の嗅細胞で受容し、リンパ液は関与しない。
  2. 聴 覚
    聴覚は内耳のラセン状の管腔の蝸牛にて受容する。管腔のうちの蝸牛管は膜迷路にあたり、内リンパが収まっている。蝸牛管の基底板にあるラセン器が音を感知する。
  3. 味 覚
    味覚は口腔内粘膜上皮、主に舌の味蕾にある味細胞で受容し、リンパ液は関与しない。
  4. 振動感覚
    振動感覚は皮膚表面への繰り返し刺激によって生じる感覚で、パチニ小体やマイスネル小体が受容器となり、リンパ液は関与しない。
  5. 平衡感覚
    平衡感覚は内耳の前庭と半規管で受容する。前庭には2つの膜迷路の袋(球形囊と卵形囊)があり、その内面にある平衡斑が傾きを感知している。半規管の膨大部には膨大部稜があり、内リンパの動きから回転運動を感知している。

聴覚と平衡覚は内耳で感知される。内耳は骨迷路と膜迷路からなり、両者の間の空間は外リンパ、膜迷路の内部の空間は内リンパというリンパ液で満たされている。内耳の前庭と半規管は平衡感覚を、蝸牛は聴覚を受容する。

眼球内での光の通路に関与するのはどれか。2つ選べ。(第106回)

①強 膜
②脈絡膜
③毛様体
④硝子体
⑤水晶体

  1. 強 膜
    強膜は眼球壁の最外層だが、後方5/6を占める硬い白い膜(白目の部分)で、光の通路ではない。
  2. 脈絡膜
    脈絡膜は眼球壁の中膜(眼球血管膜)にあり、強膜より内面にある。脈絡膜の内面は、眼球壁の最内層の内膜である網膜が内側から覆っている。脈絡膜は光の通路とはならない。
  3. 毛様体
    毛様体は脈絡膜の前方に突き出し、内部に毛様体筋がある。毛様体は毛様体小体によって水晶体と連結して、水晶体の厚さを変え遠近調節を行う。毛様体は光の通路とはならない。
  4. 硝子体
    硝子体は水晶体の後ろにあり、眼球の後ろの3/5を占め、水晶体を通過した光を通す。
  5. 水晶体
    水晶体は虹彩・瞳孔の後ろにある凸レンズ様の構造で、透過した光を屈折させ、網膜に像を結ぶ。瞳孔から入った光を通す。

眼球線維膜にある角膜を通過した光は、眼球血管膜にある虹彩の中央の瞳孔から眼球内部に入る。その後、水晶体で屈折して水晶体の後ろの硝子体内を走行し、網膜に結像する。

光を屈折する眼の構造はどれか。(第103回)

①結 膜
②角 膜
③強 膜
④網 膜

  1. 結 膜
    結膜は、眼瞼の内面を覆う眼瞼結膜と、眼球前面の強膜を覆う眼球結膜がある。光の屈折には関与しない。
  2. 角 膜
    角膜は眼球外膜の一部で、前1/6を占めている。前方に凸彎(とつわん)する透明部で、光を屈折させる。
  3. 強 膜
    強膜は角膜の後方5/6を占める眼球外膜で、血管が少なく白く見える。一般に白目といわれる部分で、光の屈折には関与しない。
  4. 網 膜
    網膜は眼球壁の最内層部で視細胞の層があり、光の焦点が結ばれる場所である。光の屈折には関与しない。

眼球壁は3層の膜からなり、外膜(眼球線維膜)は角膜と強膜、中膜(眼球血管膜)は毛様体・虹彩と脈絡膜(ぶどう膜)、内膜は網膜となっている。

血管に吻合がないのはどれか。(第105回)

①皮静脈

②冠動脈
③膝窩動脈
④腸絨毛の毛細血管

  1. 皮静脈
    皮静脈は動脈とは伴行せずに皮下を走るが、始まる末端では手背静脈網や足背静脈網などのように吻合している。
  2. 冠動脈
    細動脈同士の吻合のない動脈を終動脈という。冠動脈は終動脈に含まれ、閉塞によって血流が絶たれるとその小部分が壊死し、心筋梗塞の器質的な要因となっている。
  3. 膝窩動脈
    膝窩動脈には6種類ほどの枝があるが、その枝間などが吻合し、膝関節動脈網をつくっている。
  4. 腸絨毛の毛細血管
    腸絨毛内では細動脈が直走して毛細血管となるが、毛細血管同士が吻合して毛細血管網をつくり細静脈につながる。

血管は心臓から出た血液を流す大動脈から始まり、各部位器官に枝分かれして細動脈、毛細血管となる。そして毛細血管が集まって細静脈、大静脈として心臓に戻る。その循環路において、動脈同士、動静脈、静脈同士がつながり(吻合して)連絡をしている。

リンパ系で正しいのはどれか。(第96回)

①過剰な組織液を回収する。
②リンパに脂肪成分は含まれない。
③胸管のリンパは動脈系へ直接流入する。
④健常成人のリンパ流量は7~10L/日である。

  1. 過剰な組織液を回収する。
    全身の細胞と細胞の間の組織液は毛細血管に戻るが、一部の過剰な組織液は毛細リンパ管に入って回収される。
  2. リンパに脂肪成分は含まれない。
    小腸腸絨毛内の毛細リンパ管にて脂肪を吸収するため、リンパに脂肪成分が含まれる。
  3. 胸管のリンパは動脈系へ直接流入する。
    胸管のリンパは左静脈角で静脈に注ぐ。
  4. 健常成人のリンパ流量は7~10L/日である。
    リンパ流量は2~3L/日である。

リンパ系は盲端である毛細リンパ管から始まり、胸管と右リンパ本幹となって静脈に流入する。

血清に含まれないのはどれか。(第102回)

①インスリン
②アルブミン
③γ-グロブリン
④β-グロブリン
⑤フィブリノゲン

  1. インスリン
    インスリンは膵臓の膵島(ランゲルハンス島)のB(β)細胞より血液中に分泌されたホルモンで、血清に含まれる。
  2. アルブミン
    アルブミンは血漿蛋白の一種で、血清に含まれる。
  3. γ-グロブリン
    γ-グロブリンは血漿蛋白の一種で、血清に含まれる。
  4. β-グロブリン
    β-グロブリンは血漿蛋白の一種で、血清に含まれる。
  5. フィブリノゲン
    フィブリノゲンは血漿蛋白の一種ではあるが、血球と絡まって凝固し血餅をつくる。フィブリノゲンは血漿の成分ではあるが、血清には含まれない。

血漿中に含まれているのは、蛋白質(血漿蛋白:フィブリノゲン、アルブミン、グロブリン)や電解質、糖、脂質、老廃物(尿素、クレアチニン、尿酸)、ホルモンなどである。血清とは、血漿からフィブリノゲンを除いたものをいう。

白血球について正しいのはどれか。(第103回)

①酸素を運搬する。
②貪食作用がある。
③骨髄で破壊される。
④血液1μL中に10万~20万個含まれる。

  1. 酸素を運搬する。
    酸素を運搬するのは赤血球である。
  2. 貪食作用がある。
    体内に侵入した異物は、白血球の貪食作用によって取り除かれる。
  3. 骨髄で破壊される。
    赤血球や血小板と同様に、白血球も骨髄で産生される。
  4. 血液1μL中に10万~20万個含まれる。
    白血球の数は血液1μL中に4,000~8,000個含まれるといわれている。

血液の細胞成分(血球)は、酸素を運ぶ赤血球と、体内に侵入した異物を殺滅して身体を守る白血球と、止血に働く血小板からなる。

脾機能亢進症でみられる所見はどれか。(第101回)

①貧 血
②低血糖
③発汗過多
④血小板数の増加
⑤低カリウム血症

  1. 貧 血
    脾臓には老化した赤血球を破壊する働きがあり、機能が亢進すると多量の赤血球が破壊され足りなくなり、貧血が起こる。
  2. 低血糖
    血糖値には影響しない。
  3. 発汗過多
    発汗には影響しない。
  4. 血小板数の増加
    血小板も老化したものは破壊されるので、血小板数は減少する。
  5. 低カリウム血症
    赤血球が破壊され赤血球内のカリウムが遊離して、高カリウム血症となる。

脾機能亢進症とは、脾臓により血中の細胞成分や血小板が異常に速く除去される状態で、これらの成分は血中で低値となる。

貪食能を有するのはどれか。(第95回)

①巨核球
②好中球
③形質細胞
④T細胞

  1. 巨核球
    巨核球は骨髄系幹細胞から分化し、血小板となる。貪食能はもたない。
  2. 好中球
    好中球は白血球の顆粒球の一種で、貪食能を有する。
  3. 形質細胞
    形質細胞はリンパ球の一種で、B細胞が分化したもので抗原を破壊する抗体を産生する。貪食能はもたない。
  4. T細胞
    T細胞はリンパ球の一種で、感染した細胞や奇形の細胞を細胞ごと破壊する細胞性免疫をもつ。貪食能はもたない。

貪食能とは、細菌などの異物を細胞内に取り込み消化することで、食作用ともいわれる。白血球の顆粒球や単球が行う。

貪食能を有する細胞はどれか。(第105回)

①好酸球
②Bリンパ球
③線維芽細胞
④血管内皮細胞
⑤マクロファージ

  1. 好酸球
    好酸球は顆粒球ではあるが貪食能はない。寄生虫を傷害することはできる。
  2. Bリンパ球
    Bリンパ球は貪食能はないが、抗体を産生する。
  3. 線維芽細胞
    線維芽細胞には貪食能はなく、エリスロポエチンというホルモンを放出したり、コラーゲンを産生したりする。
  4. 血管内皮細胞
    血管内皮細胞には貪食能はなく、トロンボモジュリンという蛋白質を分泌して血液凝固を抑制している。
  5. マクロファージ
    マクロファージは貪食能を有する。単球が血管外へ遊走して組織内に定着し、マクロファージ(大食細胞)となる。

貪食あるいは食作用とは、白血球の顆粒球や単球が行う、体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物を殺滅する働きである。

ツベルクリン反応の機序はどれか。(第95回)

①Ⅰ型アレルギー
②Ⅱ型アレルギー
③Ⅲ型アレルギー
④Ⅳ型アレルギー

  1. Ⅰ型アレルギー
    Ⅰ型アレルギーには、花粉症や気管支喘息、アトピー性皮膚炎などがある。アナフィラキシーショックとなるのもⅠ型アレルギーである。
  2. Ⅱ型アレルギー
    Ⅱ型アレルギーには、自己免疫性溶血性貧血や自己免疫性血小板減少症、血液型不適合輸血による反応などがある。
  3. Ⅲ型アレルギー
    Ⅲ型アレルギーには、全身性エリテマトーデスや糸球体腎炎などがある。
  4. Ⅳ型アレルギー
    Ⅳ型アレルギーには、ツベルクリン反応や移植組織に対する拒絶反応や、接触性皮膚炎などがある。

体内に侵入した微生物や毒素に対する抵抗である免疫反応で、病的なものをアレルギーといい、Ⅰ型アレルギーからⅣ型アレルギーに分類される。。

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