Q.1
排便を促す目的のために浣腸液として使用されるのはどれか。(第107回)
①バリウム
②ヒマシ油
③グリセリン
④エタノール
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正解:3
- バリウム
バリウムはX線を吸収する性質をもつので、消化管X線造影を行う際に服用・注腸する。経口投与されたバリウムは通常は吸収されず、消化管を通じて糞便とともにすべて体外に排泄される。使用後は腸管に停滞していないか排泄されたことを必ず確認する。 - ヒマシ油
ヒマシ油は経口与薬により腸管の蠕動運動を促進させるが、浣腸液ではなく経口薬として使用される。 - グリセリン
グリセリンを注腸すると、浣腸液が腸壁を刺激して蠕動運動を促進させる、浣腸液が便の移動を促進する潤滑剤の役目をする、浣腸液が便を軟化させるなどの効果を発揮するとされている。 - エタノール
エタノールは主に消毒薬として使用するもので、浣腸液として使用することはできない。
各物質の用途を整理しておこう。
Q.2
成人のグリセリン浣腸で肛門に挿入するチューブの深さはどれか。(第108回)
①2cm
②5cm
③12cm
④15cm
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正解:2
- 2cm
2cmの挿入では短すぎるため、直腸に浣腸液を注入しにくく漏出する可能性がある。 - 5cm
5cmが適切である。 - 12cm
12cmは挿入しすぎで危険である。 - 15cm
15cmは挿入しすぎで危険である。
肛門縁より恥骨直腸筋付着部上縁までを外科的肛門管といい、4~5cmの長さで直腸につながる。外科的肛門管の部分は括約筋などがあり厚みがあるが、直腸より先は厚みが減少するため不適切な挿入で腸管穿孔が起こる可能性がある。
Q.3
冬期の入浴の援助で適切なのはどれか。(第103回追試)
①食後30分以内の入浴を促す。
②脱衣室の室温は22~26℃に調節する。
③浴槽の湯を43~44℃に調節する。
④浴槽の湯に30分以上入る。
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正解:2
- 食後30分以内の入浴を促す。
食後は消化管の血流量が増している。入浴することによって消化管以外に血液が必要となり、消化機能が低下する恐れがある。また満腹状態では腹部が持ち上がり心臓に負担をかける恐れがある。入浴は食後1時間くらい経過してからがよい。 - 脱衣室の室温は22~26℃に調節する。
衣服を脱いだときに受ける寒冷刺激、温められた浴室から出たときに受ける寒冷刺激を和らげるためには脱衣室は高めの室温の22~26℃が適している。 - 浴槽の湯を43~44℃に調節する。
浴槽の湯の温度には個人の好みがあるが、38~40℃程度の湯につかり、時間をかけて身体を温めたほうがよい。43~44℃では自律神経や循環器系への刺激が大きくなる。 - 浴槽の湯に30分以上入る。
全体の入浴時間が30分なのは不適切ではないが、浴槽の湯に浸かる時間が30分以上では長すぎる。
冬期の入浴であるという点に注意しよう。
Q.4
表在感覚の受容器が存在する部位はどれか。(第102回)
①筋 肉
②皮 膚
③関 節
④骨
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正解:2
- 筋 肉
筋肉・腱・骨膜などの運動器で感知されるのは深部感覚である。深部感覚は関節位置覚・運動覚と振動覚からなる。 - 皮 膚
表在感覚の受容器は皮膚や粘膜に存在する。表在感覚は具体的には触覚・痛覚・温度覚からなる。 - 関 節
解説[1]のとおり。 - 骨
解説[1]のとおり。
全身の皮膚・粘膜と運動器によって感知される感覚を体性感覚といい、その中で皮膚や粘膜の受容器に刺激が加わることによって起こる感覚を表在感覚という。
Q.5
深達度による褥瘡分類で、組織欠損が皮下組織にまで及ぶのはどれか。(第103回追試)
①ステージⅠ
②ステージⅡ
③ステージⅢ
④ステージⅣ
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正解:3
- ステージⅠ
ステージⅠは「通常骨突出部に限局された領域に消退しない発赤を伴う損傷のない皮膚。色素の濃い皮膚には明白なる消退は起こらないが、周囲の皮膚と色が異なることがある」である。ステージⅠでは皮下組織まで組織は欠損しない。 - ステージⅡ
ステージⅡは「黄色壊死組織(スラフ)を伴わない、創底が薄赤色の浅い潰瘍として現れる真皮の部分層欠損。皮蓋が破れていないもしくは開放/破裂した、血清または漿液で満たされた水疱を呈することもある」である。ステージⅡでは真皮までで、皮下組織まで組織は欠損しない。 - ステージⅢ
ステージⅢは皮下組織にまで及ぶ全層組織欠損である。「皮下脂肪は視認できるが、骨、腱、筋肉は露出していない。組織欠損の深度が分からなくなるほどではないがスラフが付着していることがある。ポケットや瘻孔が存在することもある」としている。 - ステージⅣ
ステージⅣは「骨、腱、筋肉の露出を伴う全層組織欠損。スラフまたはエスカー(黒色壊死組織)が付着していることがある。ポケットや瘻孔を伴うことが多い」である。設問は「皮下組織にまで及ぶ」になっているのでこのステージも皮下組織には達していて該当はするが、皮下組織を越えた状態なので設問はステージⅢを指していると判断するのが妥当である。
米国褥瘡諮問委員会(National Pressure Ulcer Advisory Panel:NPUAP)とヨーロッパ褥瘡諮問委員会(European Pressure Ulcer Advisory Panel:EPUAP)によるガイドラインでは褥瘡の深達度の分類ではステージという段階を用いており、「深部損傷褥瘡(DTI)疑い」、ステージⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、褥瘡の深達度ⅢかⅣか判断できない「判定不能」の6病期となっている。
Q.6
医療法には「診療所とは、患者を入院させるための施設を有しないもの又は[ ]人以下の患者を入院させるための施設を有するもの」と定められている。[ ]に入るのはどれか。(第105回)
①16
②17
③18
④19
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正解:4
- 16
16人以下ではない。 - 17
17人以下ではない。 - 18
18人以下ではない。 - 19
19人以下が正しい。
医療法第1条の5で、診療所について「医師または歯科医師が、公衆または特定多数人のため医業(歯科医業)を行う場所であって、患者を入院させるための施設を有しないもの、または19人以下の患者を入院させるための施設を有するもの」と規定されている。
Q.7
加齢による身体機能の変化で上昇・増加するのはどれか。(第101回)
①肺活量
②基礎代謝率
③収縮期血圧
④胃液分泌量
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正解:3
- 肺活量
肺活量は加齢により減少する。 - 基礎代謝率
基礎代謝率は加齢により低下する。 - 収縮期血圧
収縮期血圧は動脈硬化による動脈の弾性低下などにより上昇する。 - 胃液分泌量
胃液分泌量をはじめとする消化管粘膜における分泌は低下する。
加齢によって上昇・増加するものは少ない。尿濃縮力低下による排泄水分量の増加、収縮期血圧の上昇、残気量の増加などである。感覚や刺激における閾値の上昇は鈍感になることと同じなので、直腸内圧閾値の上昇など閾値は上昇するものが多い。
Q.8
エリクソン,E.H.の発達理論で青年期に生じる葛藤はどれか。(第109回)
①生殖性 対 停 滞
②勤勉性 対 劣等感
③自主性 対 罪悪感
④同一性 対 同一性混乱
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正解:4
- 生殖性 対 停 滞
生殖性 対 停滞は、成人期に生じる。 - 勤勉性 対 劣等感
勤勉性 対 劣等感は、学童期に生じる。 - 自主性 対 罪悪感
自主性 対 罪悪感は、遊戯(幼児)期である。 - 同一性 対 同一性混乱
同一性(アイデンティティ)の確立 対 同一性の混乱は、青年期である。
エリクソンの発達課題は頻出である。各期の発達の特徴を覚えておこう。
Q.9
生後4か月の乳児の発達を評価するのはどれか。(第108回)
①寝返り
②お座り
③首のすわり
④つかまり立ち
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正解:3
- 寝返り
寝返りがうてるのは5~6か月ころである。 - お座り
1人でお座りができるのは8~9か月ころである。 - 首のすわり
首がすわるのは3~4か月ころで、正しい。 - つかまり立ち
つかまり立ちができるのは10~11か月ころである。
乳児の発達の目安となる行動と時期の対応を整理しておこう。
Q.10
看護師の業務従事者届の届出の間隔として規定されているのはどれか。(第100回)
①1年ごと
②2年ごと
③3年ごと
④4年ごと
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正解:2
- 1年ごと
1年ごとではない。 - 2年ごと
就業している看護師は2年ごとの「業務従事者届」が保健師助産師看護師法によって義務づけられている。なお、就業していない看護師を把握するために離職時あるいは就業していない看護師が届け出る制度ができた(看護師等の人材確保の促進に関する法律による)。 - 3年ごと
3年ごとではない。 - 4年ごと
4年ごとではない。
保健師助産師看護師法第33条で、業務に従事する保健師・助産師・看護師・准看護師は厚生労働省令で定める2年ごとの年の12月31現在における氏名、住所その他の事項をその就業地の都道府県知事に届け出ることが規定されている。
Q.11
保健師助産師看護師法に定められている看護師の義務はどれか。(第95回改変)
①関係機関との連携
②記録の保存
③結果発生の予見
④秘密の保持
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正解:4
- 関係機関との連携
保健師助産師看護師法に規定された看護師の義務として、関係機関との連携はない。 - 記録の保存
保健師助産師看護師法に規定された看護師の義務として、記録の保存はない。看護記録は医療法・医療法施行規則における診療に関する諸記録の1つで、2年の保存が義務づけられている。 - 結果発生の予見
保健師助産師看護師法に規定された看護師の義務として、結果発生の予見はない。 - 秘密の保持
保健師助産師看護師法において、保健師、看護師、准看護師は正当な理由がなく、業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならないと規定されている。この秘密の保持は保健師、看護師、准看護師でなくなった後も同様である。なお、助産師の守秘義務は、刑法に規定されている。
保健師助産師看護師法では免許・試験・業務・処分と再教育研修・守秘義務・名称独占などについて規定している。
Q.12
40歳の統合失調症患者の社会復帰に関与しないのはどれか。(第95回)
①保健師
②介護支援専門員
③介護福祉士
④精神保健福祉士
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正解:2
- 保健師
保健師の業務は保健指導に従事することであり、特に保健所の保健師は「精神保健福祉相談」、「訪問指導」などに従事する。統合失調症の患者の社会復帰に関与することができる。 - 介護支援専門員
患者が40歳であることから介護保険の第2号被保険者であるが、統合失調症は特定疾病に含まれないため介護保険の認定は受けられない。介護支援専門員は関与できない。 - 介護福祉士
介護福祉士は専門的知識・技術をもち、身体上または精神上の障害により日常生活に支障がある者に介護を行う国家資格である。統合失調症の患者の社会復帰に関与することができる。 - 精神保健福祉士
精神保健福祉士は、精神障害者の保健・福祉に関する専門的知識および技術をもち、精神障害者の社会復帰に関する相談や地域相談支援に関する相談に応じるのが業務である。
介護保険制度の理解と、他の医療職・福祉職についての知識が必要な問題である。
Q.13
医師の指示のもとに看護師が行うことができるのはどれか。(第96回)
①診断書の作成
②内服薬の調剤
③静脈内注射の実施
④人体への放射線照射
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正解:3
- 診断書の作成
医師の指示のもとであっても看護師は診断書の作成はできない。 - 内服薬の調剤
医師の指示のもとであっても看護師は内服の調剤はできない。 - 静脈内注射の実施
医師の指示のもとであれば、看護師は静脈内注射の実施ができる。 - 人体への放射線照射
医師の指示のもとであっても看護師は人体への放射線照射はできない。
看護師は保健師助産師看護師法に基づく国家資格で、療養上の世話や診療の補助を行う。
Q.14
ハヴィガースト,R.J.の老年期における発達課題として正しいのはどれか。(第102回)
①子どもを独立させる。
②満足できる収入を得る。
③配偶者の死に適応する。
④異世代の人と親密な関係を結ぶ。
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正解:3
- 子どもを独立させる。
子どもを独立させるのは第5段階の中年期であるのが通常である。それが終わってからのちが老年期となる。 - 満足できる収入を得る。
満足できる収入が得られるのは現役世代である成人期で、老年期では収入の減少に適応することが課題といえる。 - 配偶者の死に適応する。
配偶者や同世代の友人の死に遭遇し、その死別の状況に適応する必要があるのは老年期である。 - 異世代の人と親密な関係を結ぶ。
異世代の人との交流より、自分と同世代の人々と明るく親密な関係を結ぶことのほうが課題といえる。
ハヴィガーストの老年期の発達課題6項目を理解する。①肉体的な力と健康の衰退に適応、②引退と収入の減少に適応、③配偶者の死に適応、④自分の年ごろの人々と親密な関係を結ぶ、⑤社会的・市民的義務を引き受ける、⑥肉体的な生活を満足に送れるように準備する、の6つが課題といえる。
Q.15
嚥下障害の患者に食事を再開する場合の開始食で適切なのはどれか。(第99回)
①プリン
②こんにゃく
③野菜きざみ食
④コンソメスープ
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正解:1
- プリン
プリンは適度な固さがあり、冷たく、噛まなくても口腔内で押しつぶすことができる。食塊をつくりやすい食材であり誤嚥しにくいため、適切である。 - こんにゃく
こんにゃくは噛んでしまうとバラバラになって口腔内で食塊をつくることができないので誤嚥しやすい食材である。 - 野菜きざみ食
野菜きざみ食は口腔内で食塊をつくることができないので誤嚥しやすい食材である。 - コンソメスープ
水分は誤嚥しやすいので、適切ではない。
嚥下障害の患者に食事を再開する場合には、可能な限り誤嚥のリスクの小さい食材を選択する。
Q.16
身長160cm、体重64kgである成人のBMIを求めよ。ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1位を四捨五入すること。(第102回)
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正解:25
BMIを算出するためには公式は必ず覚える。さらに、算出した値をアセスメントできるように基準値も覚えておくとよい。
BMIは体重(kg)/身長(m)2で算出する。
BMI=64/(1.6×1.6)=25となる。
Q.17
成人に経鼻経管栄養法を行う際の胃管を挿入する方法で適切なのはどれか。(第107回)
①体位は仰臥位とする。
②管が咽頭に達したら頸部を後屈する。
③咳嗽が生じた場合は直ちに抜去する。
④嚥下運動よりも速い速度で挿入する。
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正解:3
- 体位は仰臥位とする。
胃管挿入では唾液を飲み込む動作が必要で、仰臥位よりもファウラー位(半坐位)のほうが唾液を飲み込みやすい。さらに、胃管挿入時には嘔吐の危険があり吐物を誤嚥しないためにも、仰臥位ではなくファウラー位が適切な体位である。 - 管が咽頭に達したら頸部を後屈する。
咽頭通過時は患者には顎を引き気味にして、頸部をやや前屈にすると管が食道に入りやすく、気道に誤挿入しにくくなる。 - 咳嗽が生じた場合は直ちに抜去する。
管を挿入中に咳嗽が出現する原因として、管の気道内への誤挿入が考えられる。気道内に誤挿入した場合は直ちに管を抜去し、再度手技をやり直す。 - 嚥下運動よりも速い速度で挿入する。
咽頭を通過するときや通過した後は、患者に何度か嚥下を繰り返してもらい嚥下のスピードに合わせてゆっくりと管を胃に到達させる。嚥下運動よりも速い速度で管を押し進めると、チューブがたわんで口腔内でとぐろを巻くことがある。
経鼻経管栄養法を行う際の胃管挿入では、確実に管が胃内に挿入されるような体位や挿入速度、さらには患者の協力も必要である。
Q.18
成人のディスポーザブル120mLグリセリン浣腸で適切なのはどれか。(第98回)
①液の温度を50℃に温める。
②カテーテルを6cm挿入する。
③液を10秒かけて注入する。
④注入後1分待ち排便を促す。
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正解:2
- 液の温度を50℃に温める。
浣腸液は、腸粘膜を刺激する最適な温度である40℃程度とする。 - カテーテルを6cm挿入する。
カテーテル挿入の長さの目安は約5cmである。 - 液を10秒かけて注入する。
浣腸液は患者に口呼吸を促し、ゆっくりと注入する必要がある。60mLを使用する場合は、15秒以上かけることが望ましいとされているため、120mLでは30秒以上必要である。 - 注入後1分待ち排便を促す。
浣腸液が便に浸透して軟化するまでには3~10分必要である。1分では少ない。
グリセリン浣腸は排便を促す目的で使用される。
Q.19
仰臥位から立位になった直後に起こる変化はどれか。(第95回)
①横隔膜の運動制限
②中心静脈圧の上昇
③収縮期血圧の低下
④脈拍数の減少
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正解:3
- 横隔膜の運動制限
仰臥位と比較して立位では重力の影響が加わるため、横隔膜はより動かしやすくなると考えられる。 - 中心静脈圧の上昇
仰臥位から立位となると重力の影響で静脈還流が減少し、中心静脈圧は低下すると考えられる。 - 収縮期血圧の低下
仰臥位から立位となると重力の影響で静脈還流が減少し、収縮期血圧は低下すると考えられる。 - 脈拍数の減少
解説[3]のとおり、収縮期血圧は低下する。これらの減少・低下への代償反応として脈拍は増加すると考えられる。
体位変換時には、体位血圧反射など身体の機能に影響があらわれる。
Q.20
成人の睡眠で正しいのはどれか。(第109回)
①レム睡眠中は骨格筋が弛緩する。
②入眠前の喫煙は睡眠導入時間を短くする。
③ノンレム睡眠中はエネルギー代謝が亢進する。
④睡眠周期は90分のレム睡眠と数分のノンレム睡眠を繰り返す。
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正解:1
- レム睡眠中は骨格筋が弛緩する。
レム睡眠中は骨格筋が弛緩する。 - 入眠前の喫煙は睡眠導入時間を短くする。
ニコチンには覚醒作用があるため入眠前の喫煙は入眠までの時間を長くする、つまり眠れなくなる効果がある。 - ノンレム睡眠中はエネルギー代謝が亢進する。
ノンレム睡眠では全身の司令塔である脳が眠っているため、身体活動がなくエネルギー代謝が減少する。亢進ではない。 - 睡眠周期は90分のレム睡眠と数分のノンレム睡眠を繰り返す。
入眠するときにはノンレム睡眠から始まり、だんだん睡眠が深くなり、90分後にレム睡眠となる。以後およそ90分のレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返す。ノンレム睡眠が数分ということはない。
レム睡眠は身体の眠り、ノンレム睡眠は脳の眠りであることを考えながら解く