先日新人集合研修が行われました。
今回のテーマは、
・手術看護
・医療安全 現場KYT でした。
「手術室の看護師」って聞くと、手術室で医師にメスを渡している看護師を想像しますか?
今回の講義でそれだけでは無いってことを沢山学びました。
患者さんが手術実施を決定した時から、
手術室へ入室し、手術の準備から術中、手術を終えて手術室を退室し、手術侵襲から回復されるまでのプロセスに関わる看護のことを「周術期看護」と呼び、手術室看護師はこの「周術期看護」のすべてに携わります。
この講義では手術期間後のプロセス、「術前」「術中」「術後」それぞれの業務内容や、それぞれでの場面での役割や、患者さんの解剖について学びました。
また、実際に手術中に着用するガウンも着ました。
座学中では、たくさんの問題を頭フル回転させながら解きました。
(看護学校時代を思い出させるような解剖学も!)
ガウン着用では、初めて着るので悪戦苦闘!
ガウンを不潔にならないように気を付けたり、マスクの付け方もうまくいかなかったり、
滅菌手袋はなかなか手にはめられない!!
まずは見本を見せてもらって、、
実際に着ると意外と難しい!
最後は、みんなで記念撮影★
アンケートからは、
・手術室に少し怖いイメージがあったが、術中看護に興味を持つようになった。
・手術室看護師の業務がとても分かりやすかった。
など、この講義を受けて、手術室に対してぼんやりしたイメージしかなかった業務が、具体的に知ることができ、実りのある講義だったことがわかる意見が多くありました。
午後からは、医療安全の業務をされている副看護部長からの講義でした。
まずは、医療安全の動きと現状、KYT(危険予知トレーニング)の目的・効果などを座学で学びました。そして、後半からいざ実践!!
5人1グループとなり、現場(病棟)におけるKYT探しに行きました。
普段見慣れている病室やナースステーションで、危険を予知できるものがないか探します。
最後に危険予知をした場面を発表し、みんなと共有しました。
沢山頭を使った一日でしたが、新人の皆さんにとって、実りのある一日だったのではないでしょうか?
また、集合研修は現場から離れて、同期と一緒にリフレッシュできる時間でもあります。
まだまだ集合研修は続きます!
引き続き頑張りましょうね~!