先日、新人集合研修の6回目が行われました。
今回の研修テーマは、
・認知症患者の看護
・褥瘡対策 でした。
認知症患者の看護の講義では、
「認知症とは?」から始まり、認知症の種類や症状、せん妄に認知症の違いなど基本的なことを学びました。
その後、「自分で点滴チューブを抜いてしまう可能性がある場合」など認知症患者さんの事例に対して、自分たちが看護師としてどのような対応ができるかを話し合う、グループワークを行いました。
また、治療上やむを得ない理由で身体拘束を行う患者さんの気持ちを理解するために、
新人看護師同士で抑制帯を付けたり、拘束着を着せあいました。
実際に拘束された感想を聞くと、つけて間もない時から「拘束をはずしたい」と皆さん口を揃えて話されていました。


褥瘡対策の講義では
昨年度、皮膚・排泄ケア認定看護師の教育課程を修了した看護師が最新の褥瘡対策について講義をしました。
今回は新人看護師向けの為、本当に基本的なことだけを講義していましたが、基本的なことだけでもボリュームのある内容です。基本的なことでも難しそう~!!
講義の後はボジショニングなどの演習を行いました。
実際に患者役になって、「背抜き」の有無の違いによって、安楽が全く違うことなどを体験しました。


この日の研修は、実際に患者さんに立場になって考える1日でした。
病気になり、入院する患者さんの気持ちを考えると、少しでも安心で安楽な入院生活を過ごしてほしいものです。
患者さんに寄り添える看護師になれるように頑張ってくださ~い!(」゚O゚)」