今回、ご紹介するのは看護師2年目を対象に行っている訪問看護ステーション研修です。
この研修は、関連施設である野崎訪問看護ステーションの看護師に半日同行して、訪問看護の実際を知り病院との関わり方や連携について考える研修となっております。
研修は、全体の申送りから始まりました。申送りでは訪問する患者様の状態等の情報を共有し合い、その後お宅の訪問看護に3軒同行させて頂きました。
まず患者様の体温測定や血圧測定・バイタルチェックから始まり、体の調子や何か困っていることはないかなど、患者様とコミュニケーションを取りながら短時間の間に業務をこなされていました。
患者様のケア以外にも、ご家族様に患者様の床ずれを悪化させない為にした方がいい事などを実際に見本を見せてアドバイスをされたり、大量のお薬を曜日ごとに分けてあげたりしていました。また、研修を受けていた看護師さんも患者様と積極的にコミュニケーションを取っていました٩(ˊᗜˋ*)و
そして、移動中には訪問予定の患者様のカルテを見たり、訪問看護師さんに訪問看護について気になることなど、たくさん質問もしていました。
1日に3軒~5軒、多い時には6軒のお宅に訪問看護に伺うと聞いて、「1日にそんなに行くんですね~!」と研修を受けていた看護師さんもびっくりしていました(・_・。)
また、訪問看護師さんが患者様に一方的に「〇〇はどうですか?」と聞くだけではなく、会話の中から自然に様々な情報を聞き出していて本当にすごいなと感じられたようでした。
研修を受けた看護師さんに感想を聞くと「楽しかったです。半日じゃなくて1日同行したかったです。」との声を聞くことが出来ました。
半日で終わってしまうのは残念だったようです ( ᵕ_ᵕ̩̩ )
この研修を通して、急性期看護とは違った学びを得ることが出来たと思います。
訪問看護ステーションの皆さん、本当にありがとうございました◝(⑅•ᴗ•⑅)◜