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国家試験対策問題
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第96回 国家試験対策過去問題

国家試験

①空気感染するのはどれか。(第100回)

①結核菌

②腸管出血性大腸菌
③ヒト免疫不全ウイルス<HIV>
④メチシリン耐性黄色ブドウ球菌<MRSA>

  1. 結核菌
    結核菌は空気感染(飛沫核感染)である。
  2. 腸管出血性大腸菌
    腸管出血性大腸菌は経口感染である。
  3. ヒト免疫不全ウイルス<HIV>
    ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は血液感染である。
  4. メチシリン耐性黄色ブドウ球菌<MRSA>
    ブドウ球菌自体は接触感染と飛沫感染であるとされるが、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)は接触感染が主な感染経路である。

感染経路別に感染症を分類して理解しておく必要がある。

成人で高血圧と判断するのはどれか。(第95回)

①136/84mmHg

②134/86mmHg
③124/88mmHg
④122/92mmHg

  1. 136/84mmHg
    136/84mmHgは高血圧に該当しない。
  2. 134/86mmHg
    134/86mmHgは高血圧に該当しない。
  3. 124/88mmHg
    124/88mmHgは高血圧に該当しない。
  4. 122/92mmHg
    122/92mmHgは拡張期血圧が90mmHgを超えており高血圧である。

高血圧の基準は正確に覚えておく必要がある。日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン2019によると、高血圧となるのは収縮期血圧が140mmHg以上、または拡張期血圧が90mmHg以上である(いずれも診察室血圧の場合)。

ジギタリスの副作用はどれか。(第99回)

①難 聴
②悪 心
③易感染
④満月様顔貌

  1. 難 聴
    ジギタリス製剤の副作用には、視覚異常(光がないのにチラチラする、複視など)があるが難聴はない。
  2. 悪 心
    悪心はジギタリス製剤の副作用の1つである。
  3. 易感染
    ジギタリス製剤の副作用に易感染はない。
  4. 満月様顔貌
    ジギタリス製剤の副作用に満月様顔貌はない。

強心薬であるジギタリス製剤の副作用は徐脈などの不整脈、消化器症状(悪心·嘔吐、下痢など)、視覚異常(光がないのにチラチラする、複視など)などがある。

副腎皮質ステロイドの作用はどれか。(第100回)

①炎症の抑制
②食欲の抑制
③免疫の促進
④血糖の低下
⑤血圧の低下

  1. 炎症の抑制
    副腎皮質ステロイド薬はアラキドン酸カスケードという炎症反応を抑制するため、この反応から産まれるプロスタグランジンやロイコトリエンが減少する。炎症は抑制される。
  2. 食欲の抑制
    副腎皮質ステロイド薬は脂肪の沈着を促進させるため、体脂肪が増加し体重が増加しやすい。食欲に関しては抑制する作用はない。
  3. 免疫の促進
    副腎皮質ステロイド薬は好中球とマクロファージの機能を抑制し、炎症性サイトカイン·抗体の産生を抑制することで免疫を抑制する。
  4. 血糖の低下
    副腎皮質ステロイド薬はアミノ酸やグリセロールからグルコースを作る糖新生を促進するため、血糖は上昇する。
  5. 血圧の低下
    副腎皮質ステロイドの中には主に敗血症性ショックの治療に使用するものがある。細胞膜を安定化する作用がショック状態を改善するためである。電解質コルチコイド作用を併せもつ種類では血圧を上昇させる作用があるが低下はさせない。

副腎皮質ステロイド薬の作用と副作用は頻出である。

狭心症発作時に使用するのはどれか。(第97回)

①アスピリン
②テオフィリン
③リン酸コデイン
④ニトログリセリン

  1. アスピリン
    狭心症発作時にアスピリンは使用しない。狭心症の既往あるいは恐れのある患者に血栓形成抑制のために使用することはある。
  2. テオフィリン
    テオフィリンは気管支拡張薬である。狭心症発作そのものには使用しない。
  3. リン酸コデイン
    リン酸コデインは鎮咳薬である。狭心症発作そのものには使用しない。
  4. ニトログリセリン
    ニトログリセリン、硝酸イソソルビドを狭心症発作時に使用する。舌下、舌下スプレー、静脈内点滴といった速やかに効果が現れる方法で使用する。

ニトログリセリンは血管を拡張させる作用があるので、狭心症によって酸素供給が不足した心筋へ血流を送る冠状動脈を拡張する。

インスリン製剤の投与量を表すのはどれか。(第95回)

①単 位(U)
②モ ル(mol)
③マイクログラム(μg)
④ミリグラム当量(mEq)

  1. 単 位(U)
    日本におけるインスリンのバイアル製剤(一部のペン型製剤は異なるため注意)の力価は100単位/mLに統一されており、つまり1単位(U)は0.01mLであるが、通常は体積や重量ではなく単位で投与量を決める。正しい。
  2. モ ル(mol)
    インスリン1単位は約6nmol(ナノモル)に相当し、モルで表せないわけではないが、濃度ではなく単位で投与量を決める。
  3. マイクログラム(μg)
    インスリンは、体積や重量ではなく単位で投与量を決める。
  4. ミリグラム当量(mEq)
    インスリンをミリグラム当量に換算することはない。インスリンは濃度ではなく単位で投与量を決める。

インスリンが発見された時代には、動物から抽出したインスリンは重量当たりの単位数を安定させることが難しかったため、動物実験による効果を表す単位で換算して使用された。人工生成できる現在では品質が安定している。日本薬局方では、インスリンは換算した乾燥物1mgに対して26単位以上含むよう規定されている。

出血傾向のある患者に禁忌なのはどれか。(第97回)

①ペニシリン
②インスリン
③ワルファリン
④プレドニゾロン

  1. ペニシリン
    ペニシリンは抗菌薬であり、出血傾向のある患者に禁忌ではない。
  2. インスリン
    インスリンは血糖を降下させるホルモンであり、出血傾向のある患者に禁忌ではない。
  3. ワルファリン
    ワルファリン(ワルファリンカリウム)はビタミンKの作用に拮抗し、肝臓におけるビタミンK依存性血液凝固因子(プロトロンビン、第Ⅶ、第Ⅸ、および第Ⅹ因子)の生合成を抑制する。抗凝固·抗血栓作用をもつ。したがって出血傾向がある患者には禁忌である。
  4. プレドニゾロン
    プレドニゾロンは副腎皮質ステロイド薬であり、出血傾向のある患者に禁忌ではない。

それぞれの薬物の作用がわかっていれば解けるので、代表的な薬剤の作用と副作用をまとめておくとよい。

面接時の質問方法でopen-ended question〈開かれた質問〉はどれか。(第107回)

①「頭痛はありますか」
②「昨晩は眠れましたか」
③「朝食は何を食べましたか」
④「退院後はどのように過ごしたいですか」

  1. 「頭痛はありますか」
    「はい/いいえ」で答えられるので閉じた質問である。
  2. 「昨晩は眠れましたか」
    「はい/いいえ」で答えられるので閉じた質問である。
  3. 「朝食は何を食べましたか」
    「はい/いいえ」で答える質問より自由度はあるが、実際に食べたものに範囲が限られるので、閉じた質問である。
  4. 「退院後はどのように過ごしたいですか」
    5W1Hについて自由に回答できるので、最も開かれた質問である。

「はい/いいえ」で答えられるなど回答範囲を限定した質問をclosed question(閉じた質問)、自由に答えることができる質問をopen-ended question(開かれた質問)という。

主観的情報はどれか。(第100回)

①腹部が痛いという患者の訴え
②体重60.5kgという栄養士の記録
③血圧126/72mmHgという自動血圧計の測定値
④ドレーン刺入部の発赤という看護師の観察結果

  1. 腹部が痛いという患者の訴え
    主観的とは個人が感じたことであり、言葉で表される。看護では患者が感じて表出したものである。腹部が痛いという患者の訴えは主観的情報である。
  2. 体重60.5kgという栄養士の記録
    体重60.5kgという栄養士の記録は客観的情報である。
  3. 血圧126/72mmHgという自動血圧計の測定値
    血圧計の値は客観的情報である。
  4. ドレーン刺入部の発赤という看護師の観察結果
    ドレーンの刺入部の発赤は客観的情報である。

主観的情報はSubjective data ともいい、PONR(問題志向型看護記録)ではSで表す。客観的情報は事実を示すものや観察によって得られるものである。

死の三徴候に含まれるのはどれか。(第99回)

①呼名反応の消失
②自発呼吸の消失
③随意運動の消失
④深部腱反射の消失

  1. 呼名反応の消失
    呼名反応の消失は該当しない。
  2. 自発呼吸の消失
    自発呼吸の消失は該当する。
  3. 随意運動の消失
    随意運動の消失は該当しない。
  4. 深部腱反射の消失
    深部腱反射の消失は該当しない。

死の三徴候とは心臓停止、呼吸停止、瞳孔散大および対光反射の消失である。

意識レベルを評価するのはどれか。(第96回)

①クレペリンテスト
②ブレーデンスケール
③ロールシャッハテスト
④グラスゴー・コーマ・スケール

  1. クレペリンテスト
    クレペリンテスト(クレペリン試験)は一定の時間内に一桁の計算をすることで評価する心理検査である。わが国では内田クレペリンテストとして普及している。意識レベルの評価はできない。
  2. ブレーデンスケール
    ブレーデンスケールは患者の状態について褥瘡発生の危険性を予測するスケールである。意識レベルの評価はできない。
  3. ロールシャッハテスト
    ロールシャッハテストはインクのしみでできた図柄を使って人格診断を行う心理検査である。意識レベルの評価はできない。
  4. グラスゴー・コーマ・スケール
    グラスゴー・コーマ・スケール(GCS)は意識レベルを評価する。「開眼」を4段階(1~4点)、「発語」を5段階(1~5点)、「運動」を6段階(1~6点)に分け、3つの最良の応答で評価し、合計点で重症度·緊急度を判断する。点数が低いほど意識レベルは低い。

代表的な意識レベルのスケールはJCS(ジャパン・コーマ・スケール)とGCS(グラスゴー・コーマ・スケール)である。

ジャパン·コーマ·スケール〈JCS〉で「刺激しても覚醒せず痛み刺激に対して払いのけるような動作をする」と定義されるのはどれか。(第106回)

①Ⅰ-3
②Ⅱ-20
③Ⅲ-100
④Ⅲ-300 

  1. Ⅰ-3
    1桁であるⅠは覚醒している状態で、刺激を加えなくても意識がはっきりしている。Ⅰ-3は、「名前と生年月日が言えない」状態である。
  2. Ⅱ-20
    2桁であるⅡは痛み刺激で覚醒するが刺激がなくなると眠る状態である。Ⅱ-20は、「大きな声で呼びかけたり揺さぶりを加えて開眼する」状態である。
  3. Ⅲ-100
    3桁であるIIIは痛み刺激でも覚醒しない状態で、痛み刺激を加えて開眼しないまま体を動かすかどうかを確認する。「刺激しても覚醒せず痛み刺激で払いのけるような動作をする」状態はⅢ-100となる。
  4. Ⅲ-300
    Ⅲ-300は、「痛み刺激でまったく動かない」状態である。

ジャパン·コーマ·スケール(JCS)は意識レベルの評価の際に用いられる。

Fowler〈ファウラー〉位で食事を摂るときの姿勢で誤嚥を予防するのはどれか。(第107回)

①頸部側屈位

②頸部前屈位
③頸部後屈位
④頸部回旋位

  1. 頸部側屈位
    頸部側屈位は最も適切とはいえない。
  2. 頸部前屈位
    頸部前屈位をとるのが正しい。
  3. 頸部後屈位
    頸部後屈位は気道を広げる半面、食道が狭まり、誤嚥しやすい体位である。
  4. 頸部回旋位
    嚥下時咽頭の機能が障害されている場合に右下/左下45度に頸部を回旋して嚥下するなどする横向き嚥下などの方法があるが一般的ではない。特殊な条件が提示されていない限り頸部前屈位をとるのが最も適切である。

ファウラー位で食事を摂る場合は、誤嚥を予防するために頸部前屈位をとるのが正しい。

成人女性に導尿を行う際のカテーテル挿入の長さはどれか。(第98回)

①1~3cm

②4~6cm
③7~10cm
④11~14cm 

  1. 1~3cm
    成人女性に導尿を行う際のカテーテルの挿入の長さは1~3cmでは短すぎる。短すぎると膀胱まで届かない可能性がある。
  2. 4~6cm
    成人女性に導尿を行う際のカテーテルの挿入の長さは4~6cmが適切である。女性の尿道の長さが3~4cmなのでそれより少し長めとする。
  3. 7~10cm
    成人女性に導尿を行う際のカテーテルの挿入の長さは7~10cmでは長すぎる。長すぎると膀胱壁を傷つける恐れがある。
  4. 11~14cm
    成人女性に導尿を行う際のカテーテルの挿入の長さは11~14cmでは長すぎる。長すぎると膀胱壁を傷つける恐れがある。

成人女性の尿道の長さは3~4cmである。

努責やくしゃみをしたときに生じる尿失禁はどれか。(第102回)

①溢流性尿失禁
②機能性尿失禁
③切迫性尿失禁
④反射性尿失禁
⑤腹圧性尿失禁

  1. 溢流性尿失禁
    残尿が多量となり、膀胱からだらだら尿が溢れ出るのを溢流性尿失禁という。進行した前立腺肥大症などで起こる。
  2. 機能性尿失禁
    排尿機能は維持されているが、排尿行動が不自由なため尿意を感じても間に合わないのが機能性尿失禁である。
  3. 切迫性尿失禁
    強い尿意を感じてトイレで排尿するまでに尿が漏れてしまうのが切迫性尿失禁である。神経因性膀胱や膀胱機能の加齢変化などが原因である。
  4. 反射性尿失禁
    脊髄の損傷や疾患、椎間板ヘルニアによって脊髄が圧迫されて生じるのが反射性尿失禁である。
  5. 腹圧性尿失禁
    咳·くしゃみ·重い物を持ちあげる動作などをしたときに、骨盤底筋群の弛緩により腹圧性尿失禁を生じる。男性では前立腺の術後にもみられる。

尿失禁の種類について、原因とともに押さえておこう。

病床数300床以上の医療機関で活動する感染制御チームで適切なのはどれか。(第106回)

①医師で構成される。
②各病棟に配置される。
③アウトブレイク時に結成される。
④感染症に関するサーベイランスを行う。

  1. 医師で構成される。
    医師以外の職種もメンバーとなる。医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、事務職員などの職員で構成する。
  2. 各病棟に配置される。
    各病棟ではなく医療機関全体で1つのチームを結成する。
  3. アウトブレイク時に結成される。
    病院等の管理者は感染制御チームを設置しなくてはならない。アウトブレイク(感染症などの集団発生)が起こってから結成するのではなく、普段から活動し院内感染防止に努める。
  4. 感染症に関するサーベイランスを行う。
    感染症に関するサーベイランス(発生動向監視)は感染制御チームの役割の1つである。

2007年(平成19年)の医療法改正により、医療機関等の管理者に院内感染対策のための体制確保が義務づけられ、感染制御チーム(ICT)が設置されている。

日本の令和2年(2020年)における母の年齢階級別出生率が最も高いのはどれか。(第102回改変)

①20~24歳
②25~29歳
③30~34歳
④35~39歳
⑤40~44歳

  1. 20~24歳
    令和2年(2020年)の20~24歳の出生率は0.1149であった。
  2. 25~29歳
    令和2年(2020年)の25~29歳の出生率は0.3803であった。
  3. 30~34歳
    令和2年(2020年)の30~34歳の出生率は0.4942で最も高かった。
  4. 35~39歳
    令和2年(2020年)の35~39歳の出生率は0.2797であった。
  5. 40~44歳
    令和2年(2020年)の40~44歳の出生率は0.0613であった。

平成17年(2005年)までは25~29歳が最も高かったが、この年以降は30~34歳が最も高い状態で推移している。

日本の令和元年(2019年)における傷病別にみた通院者率が男女ともに最も高いのはどれか。(第104回改変)

①腰痛症
②高血圧症
③歯の病気
④眼の病気

  1. 腰痛症
    腰痛症は、通院者率ではなく、男性の有訴者率で最も高く、女性の有訴者率では2番目に高い。
  2. 高血圧症
    高血圧症が男女ともに最も高い。
  3. 歯の病気
    歯の病気は男性の第3位である。
  4. 眼の病気
    眼の病気は女性の第3位である。

令和元年(2019年)の通院者率を傷病別にみると、男性は①高血圧症、②糖尿病、③歯の病気、女性は①高血圧症、②、脂質異常症、③眼の病気の順に高くなっている。

令和元年(2019年)の国民健康·栄養調査において、運動習慣のある女性の割合が最も高いのはどれか。(第103回改変)

①30~39歳
②40~49歳
③50~59歳
④60~69歳
⑤70歳以上

  1. 30~39歳
    30~39歳は最も低い。
  2. 40~49歳
    40~49歳は2番目に低い。
  3. 50~59歳
    50~59歳は3番目に高い。
  4. 60~69歳
    60~69歳は選択肢中では2番目に高い。
  5. 70歳以上
    70歳以上が最も高い。
  1. 女性の場合、最も多いのは70歳以上、次いで60~69歳……と低くなっていく。

国民健康保険一般被保険者本人の自己負担割合はどれか。(第98回)

① 1割
② 2割
③ 3割
④ 4割

  1. 1割
    1割ではない。
  2. 2割
    2割ではない。
  3. 3割
    正しい。
  4. 4割
    4割ではない。

国民健康保険と被用者保険の自己負担割合は同じである。国民健康保険、被用者保険ともに自己負担は3割で、未就学児は2割、70歳以上の者は2割(ただし現役並み所得者は3割)である。

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