新卒・既卒看護師募集!当院で一緒に働きませんか?

見学・応募・資料請求
地図・アクセス
採用イベント
国家試験対策問題
トップページ

第75回 国家試験対策過去問題

国家試験

アスベストが原因となる職業性疾病はどれか。(第98回)

①皮膚炎
②腰痛症
③中皮腫
④胃潰瘍

  1. 皮膚炎
    アスベストによって皮膚炎は発生しない。
  2. 腰痛症
    アスベストによって腰痛症は発生しない。
  3. 中皮腫
    中皮腫は中皮細胞から発生する悪性の腫瘍で、咳嗽・胸水などが生じ、呼吸困難や胸部圧迫感につながる。アスベストを吸入することによる曝露から40年前後の発症が多い。アスベストの規制が始まったのは1975年であったため、今後も発症・死亡する人がいると考えられる。
  4. 胃潰瘍
    アスベストによって胃潰瘍は発生しない。

アスベスト(石綿)によって起こる特異的な健康被害には、石綿肺・胸膜プラーク・胸膜や腹膜の中皮腫がある。建築資材などに使用されたが、現在わが国では使用されていない。

医療保険はどれか。(第100回)

①介護保険
②雇用保険
③国民健康保険
④厚生年金保険

  1. 介護保険
    介護に対する社会的な支援を目的とする介護保険は医療保険ではない。
  2. 雇用保険
    雇用保険は、失業者や教育訓練を受ける者に対し失業等給付を支給する。医療保険ではない。
  3. 国民健康保険
    国民健康保険の他、被用者保険、後期高齢者医療制度が医療保険である。
  4. 厚生年金保険
    厚生年金保険は被用者(雇用されている人)などが加入する。国民皆年金で全員が基礎年金としての国民年金部分をもち、さらに厚生年金部分が上乗せされる。

医療保険における給付の中心は医療給付である。

要介護認定の申請先はどれか。(第103回)

①都道府県
②市町村
③診療所
④訪問看護ステーション

  1. 都道府県
    都道府県ではない。
  2. 市町村
    要介護認定の申請先は市町村である。
  3. 診療所
    診療所ではない。
  4. 訪問看護ステーション
    訪問看護ステーションではない。

介護保険の保険者は市町村(と特別区)なので、要介護認定の申請先も市町村である。

ネグレクトはどれか。(第99回)

①無理強い
②養育放棄
③性的虐待
④家庭内暴力

  1. 無理強い
    虐待において無理強いを表す語はない。
  2. 養育放棄
    養育放棄、養護放棄(介護放棄)をネグレクトという。
  3. 性的虐待
    ネグレクトは性的虐待のことではない。
  4. 家庭内暴力
    ネグレクトは家庭内暴力のことではない。

ネグレクトは英語のneglectからきており、無視する・怠るという意味である。

患者の権利について適切なのはどれか。(第110回)

①患者は入院中に無断で外泊できる。
②患者は治療後に治療費の金額を決定できる。
③患者はセカンドオピニオンを受けることができる。
④患者は自分と同じ疾患の患者の連絡先を入手できる。

  1. 患者は入院中に無断で外泊できる。
    入院中の外泊は主治医の許可が必要であり、無断ではできない。
  2. 患者は治療後に治療費の金額を決定できる。
    患者が負担する治療費は医療保険制度によって決定される。
  3. 患者はセカンドオピニオンを受けることができる。
    患者の希望で、現在の病院での診断や治療方針についてほかの病院の医師に意見を聞くことをセカンドオピニオンという。患者はいかなる治療段階でもほかの医師の意見を求める権利がある。
  4. 患者は自分と同じ疾患の患者の連絡先を入手できる。
    同じ疾患かどうかにかかわらず、患者情報はその患者の同意がなければ第三者に開示できない。

患者の権利を定めた代表的なものには、患者の権利章典、リスボン宣言がある。これらをもとに解答しよう。

看護師の行動で適切なのはどれか。(第99回)

①看護計画を立案するために診療録を自宅へ持ち帰った。
②看護記録に誤りを見つけたので修正液を使って修正した。
③患者の友人から病状を聞かれたので答えられないと説明した。
④患者の氏名が記載された看護サマリーを院外の研修で配布した。

  1. 看護計画を立案するために診療録を自宅へ持ち帰った。
    保健師助産師看護師法による守秘義務、個人情報保護法による個人データの管理の観点から、診療録を自宅に持ち帰るのは不適切である。
  2. 看護記録に誤りを見つけたので修正液を使って修正した。
    看護記録は医療法・医療法施行規則における診療に関する諸記録の1つである。行われた医療行為の内容や患者の状況の記録、情報共有、医療訴訟における証拠などになるので、記載間違いは2本線で訂正し、修正液は使わない。
  3. 患者の友人から病状を聞かれたので答えられないと説明した。
    保健師助産師看護師法による守秘義務の観点から患者の友人や会社の上司、電話で家族等を名乗る人などに病状を伝えることはできないため、答えられないと説明したのは適切である。
  4. 患者の氏名が記載された看護サマリーを院外の研修で配布した。
    保健師助産師看護師法による守秘義務、個人情報保護法による個人データの管理の観点から、患者の氏名が記載された看護サマリ―を院外の研修で配布するのは不適切である。

看護師の行動に関しては守秘義務の問題が何回も出題されている。

看護師の免許の取消しを規定するのはどれか。(第108回)

①刑 法
②医療法
③保健師助産師看護師法
④看護師等の人材確保の促進に関する法律

  1. 刑 法
    刑法ではない。
  2. 医療法
    医療法ではない。
  3. 保健師助産師看護師法
    保健師助産師看護師法で定めている。
  4. 看護師等の人材確保の促進に関する法律
    看護師等の人材確保の促進に関する法律ではない。

保健師助産師看護師法第14条で「保健師、助産師もしくは看護師が、第9条各号のいずれかに該当するに至ったとき、または保健師、助産師もしくは看護師としての品位を損するような行為のあったときは、厚生労働大臣は、次に掲げる処分(戒告・3年以内の業務の停止・免許の取消し)をすることができる」と定めている。

先天異常はどれか。(第101回)

①尋常性白斑
②急性灰白髄炎
③重症筋無力症
④心房中隔欠損症

  1. 尋常性白斑
    尋常性白斑は皮膚の基底層にあるメラノサイトという色素細胞が減少あるいは消失する後天性の異常である。梅毒や自己免疫によるものが知られている。先天性の白斑もあるが、その場合には尋常性とはいわない。
  2. 急性灰白髄炎
    急性灰白髄炎はポリオのことで、ポリオウイルスによる感染症である。先天異常ではない。
  3. 重症筋無力症
    重症筋無力症は自己抗体により神経筋接合部の受容体が破壊されることで筋力が低下する。先天異常ではない。
  4. 心房中隔欠損症
    先天異常である先天性心疾患には心室中隔欠損症・心房中隔欠損症・ファロー四徴症・動脈管開存症などがある。

出生前あるいは出生時にみられる異常を先天異常という。先天異常には形態的な異常である先天奇形が含まれる。

低出生体重児の基準はどれか。(第98回)

①3,000g未満
②2,750g未満
③2,500g未満
④2,250g未満

  1. 3,000g未満
    3,000g未満ではない。
  2. 2,750g未満
    2,750g未満ではない。
  3. 2,500g未満
    低出生体重児は2,500g未満をいう。
  4. 2,250g未満
    2,250g未満ではない。

問題は出生体重による分類であるが、在胎週数と出生体重による分類もあり、体重が在胎週数にふさわしいと相当体重児、在胎期間別の出生体重標準曲線において10パーセンタイル未満であると不当軽量児(LFD児)、90パーセンタイル以上であると不当重量児(HFD児)とされる。低出生体重児は2,500g未満をいう。

長期間の使用によって満月様顔貌〈ムーンフェイス〉をきたすのはどれか。(第102回)

①ヘパリン
②インスリン
③テオフィリン
④プレドニゾロン
⑤インドメタシン

  1. ヘパリン
    ヘパリン(ヘパリンナトリウム)は抗凝固薬であり、出血などの副作用がある。
  2. インスリン
    インスリンは血糖降下薬であり、低血糖、注射部位の疼痛などの副作用がある。
  3. テオフィリン
    テオフィリンは気管支拡張薬であり、痙攣、意識障害、横紋筋融解症、肝機能障害などの副作用がある。
  4. プレドニゾロン
    プレドニゾロンは副腎皮質ステロイド薬の1つで、副作用には満月様顔貌(ムーンフェイス)のほか、肥満、副腎不全、消化性潰瘍、骨粗鬆症などがある。
  5. インドメタシン
    インドメタシンは非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)であり、副作用には消化性潰瘍などの胃腸障害、腎障害、気管支喘息の誘発、出血傾向などがある。

満月様顔貌(ムーンフェイス)は副腎皮質ステロイド薬の副作用の1つであり、顔がむくんだような状態になることである。

Kaup〈カウプ〉指数の計算式はどれか。(第106回)

①体重(g)÷身長(cm)2×10
②体重(g)÷身長(cm)3×104
③体重(kg)÷身長(m)2
④実測体重(kg)-標準休重(kg)÷標準体重(kg)×100

  1. 体重(g)÷身長(cm)2×10
    カウプ指数の計算式である。3か月以降の乳幼児の発育を評価する。正常範囲は15~19である。
  2. 体重(g)÷身長(cm)3×104
    ローレル指数の計算式である。学童期の発育を評価する。145付近が標準値である。
  3. 体重(kg)÷身長(m)2
    BMI(Body Mass Index、体格指数)の計算式である。成人の肥満や低体重を判定する。18.5以上25未満が普通体重とされる。
  4. 実測体重(kg)-標準休重(kg)÷標準体重(kg)×100
    肥満度の計算式である。学童期の発育を評価する。普通とされるのは+15~-15%である。

各計算式の名称と目的を整理しておこう。

乳児期における呼吸の型はどれか。(第109回)

①肩呼吸
②胸式呼吸
③腹式呼吸
④胸腹式呼吸

  1. 肩呼吸
    肩呼吸は努力呼吸であり、正常な呼吸ではない。
  2. 胸式呼吸
    胸式呼吸は学童期以降である。
  3. 腹式呼吸
    新生児期・乳児期は腹式呼吸である。
  4. 胸腹式呼吸
    胸腹式呼吸は幼児期である。

呼吸は、新生児期・乳児期には横隔膜の運動を主とした腹式呼吸、幼児期から胸腹式呼吸、学童期から胸式呼吸となる。

出生時からみられ、生後4か月ころに消失する反射はどれか。(第110回)

①手掌把握反射

②足底把握反射
③パラシュート反射
④Babinski〈バビンスキー〉反射

  1. 手掌把握反射
    児が仰向けになり上肢を半屈曲の状態で手掌の中に小指側から物を差し入れると握りしめる反射である手掌把握反射は生後3か月ころに消失する。
  2. 足底把握反射
    足底把握反射は母趾球(ぼしきゅう)(手の指と区別するために足の指は趾と表すことがある)を圧迫するとその側の全部の趾が屈曲する反射で、生後9か月ころに消失する。
  3. パラシュート反射
    パラシュート反射は前に落下させると手を伸ばして身体を支えようとする反射で、生後5か月ころ以降に出現し、生涯続く。
  4. Babinski〈バビンスキー〉反射
    バビンスキー反射は足の裏の外縁を踵から足趾へとこすって刺激すると母趾が背屈し、その他の足趾が開く反射である。1歳までは通常でもみとめる。
  5. 原始反射の問題であるが、足底把握反射など選択肢として見慣れない反射が出題されており、確実な知識がないと正答しづらい。

思春期にみられる感情の特徴はどれか。(第107回)

①情緒的に安定し穏やかになる。
②思い通りにならないと泣き叫ぶ。
③親に対して強い愛情表現を示す。
④依存と独立のアンビバレント〈両価的〉な感情をもつ。

  1. 情緒的に安定し穏やかになる。
    感情コントロールがうまくできず第二反抗期が起こるのが思春期の特徴である。親をはじめとする大人への反抗や批判を抱くため情緒的に安定はしない。
  2. 思い通りにならないと泣き叫ぶ。
    思春期に問題行動が起こりやすいが、自分の思いや考えを隠すようになり、思い通りにならないと泣き叫ぶことはない。幼児期の感情の特徴である。
  3. 親に対して強い愛情表現を示す。
    親などの大人に対して依存と独立のアンビバレント(両価的)な感情をもつようになるので、強い愛情表現はしない。乳児期の感情の特徴である。
  4. 依存と独立のアンビバレント〈両価的〉な感情をもつ。
    親などの大人に対して依存と独立のアンビバレント(両価的)な感情をもつようになる。

自己像と役割について考える自己同一性(アイデンティティ)の確立の時期が思春期に始まること、性腺ホルモンの分泌増加による影響、第二反抗期などによって、これまで権威者であった親などの大人に対して依存と独立のアンビバレント(両価的)な感情をもつようになる。

患者を支えるための望ましい家族関係はどれか。(第103回追試)

①依 存
②干 渉
③協 力
④従 属

  1. 依 存
    家族に依存していることは患者の自己決定やセルフケアの習得を妨げる。
  2. 干 渉
    家族の過度な干渉は患者の自己決定やセルフケアの習得を妨げる。
  3. 協 力
    家族との良好な協力関係は、患者が前向きに療養に取り組んだり、生活指導を守ったりすることに役立つ。
  4. 従 属
    従属とは力のある者に依存して従うことである。家族に従属していることは患者の自己決定やセルフケアの習得を妨げる。

患者の自己決定やセルフケアの習得を妨げないような家族関係が望ましいといえる。

プライマリナーシングの説明で正しいのはどれか。(第101回)

①1人の看護師が毎日異なる患者を担当する。
②看護業務を内容別に分類し、複数の看護師が分担して実施する。
③1人の患者を1人の看護師が入院から退院まで継続して受け持つ。
④患者をいくつかのグループに分け、看護師がチームを組織して受け持つ。

  1. 1人の看護師が毎日異なる患者を担当する。
    1人の看護師が毎日異なる患者を担当する形になるのは受け持ち看護方式で、1人の看護師が複数の特定の患者を受け持つが、別の勤務日には異なる患者を担当することになる。
  2. 看護業務を内容別に分類し、複数の看護師が分担して実施する。
    看護業務を内容別に分類し、複数の看護師が分担して実施するのは機能別看護方式である。例えば医師の回診担当、保清ケア担当などとその日の業務ごとの担当を決める。
  3. 1人の患者を1人の看護師が入院から退院まで継続して受け持つ。
    1人の患者を1人の看護師が入院から退院まで継続して受け持つのがプライマリナーシングである。
  4. 患者をいくつかのグループに分け、看護師がチームを組織して受け持つ。
    患者をいくつかのグループに分け、看護師がチームを組織して患者を受け持つのはチームナーシングである。なお、選択肢にはないが、いくつかのモジュール(小単位)に看護師を分けて、看護師が入院から退院まで受け持つ患者を決めるのはモジュール型継続受け持ち形式と呼ばれる。モジュール式とプライマリナーシングを合わせた形である。

看護提供システムについてはプライマリナーシングとモジュール式が出題されやすい傾向にある。

介護保険法に基づき訪問看護を行うことができる職種はどれか。(第104回)

①医 師
②薬剤師
③理学療法士
④介護福祉士

  1. 医 師
    医師は訪問看護を行うことはできない。
  2. 薬剤師
    薬剤師は訪問看護を行うことはできない。
  3. 理学療法士
    理学療法士は訪問看護を行うことができる。
  4. 介護福祉士
    介護福祉士が居宅を訪問して提供するサービスは訪問介護である。

介護保険法に基づき、看護師・保健師・准看護師のほか、看護業務の一環としてのリハビリテーションのために理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が訪問看護を行うことができる。

血液凝固に関連するのはどれか。(第96回)

①ヘモグロビン
②フィブリノゲン
③マクロファージ
④エリスロポエチン

  1. ヘモグロビン
    ヘモグロビンは蛋白質であり赤血球に含まれ、組織への酸素の供給と二酸化炭素の回収に関与している。その他、血液の緩衝作用にも関与する。血液凝固には関連しない。
  2. フィブリノゲン
    フィブリノゲンは蛋白質であり、肝臓で生成され、血漿中でトロンビンによってフィブリンに換えられて線維状となり、血液凝固に関与する。正しい。
  3. マクロファージ
    マクロファージは白血球の一種で、末梢血中では単球であるが、組織内ではマクロファージとなる。異物や抗原などを貪食する。血液凝固には関連しない。
  4. エリスロポエチン
    エリスロポエチンは蛋白質で、主に腎臓で産生される。赤芽球の分裂や増殖に関与し、赤血球の産生を調整する。血液凝固には関連しない。

解説で意味がわからない語をそのままにせず、教科書で確認すること。

腎機能の指標はどれか。(第96回)

①AST(GOT)
②尿ビリルビン
③尿素窒素(BUN)
④血清アミラーゼ

  1. AST(GOT)
    以前にはGOT・GPTと呼んでいたが、GOTをAST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)、GPTをALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)と呼ぶようになった。逸脱酵素であり、AST・ALTともに肝細胞が壊れると血液中に出てくる。ASTは心筋梗塞や筋肉疾患などでも高値になる。主に肝機能の指標である。
  2. 尿ビリルビン
    尿ビリルビンは正常状態では陰性である。肝硬変や閉塞性黄疸などで陽性になる。主に肝機能の指標である。
  3. 尿素窒素(BUN)
    食事由来の蛋白質や、組織中の蛋白質は分解されてアミノ酸となる。アミノ酸の分解産物であるアンモニアは肝臓で代謝されて尿素が生成され、血中に放出されて腎臓で濾過され、一部は尿細管で再吸収される。高値となる場合には腎機能の低下や体蛋白の崩壊(術後、組織の壊死など)を、低値となる場合には肝機能の低下や低蛋白血症を反映する。よって腎機能の指標となるというのは正しい。
  4. 血清アミラーゼ
    血清アミラーゼは膵液や唾液に含まれる酵素なので、膵炎や膵癌、唾液腺の障害などで高くなる。主に膵臓の機能の指標であるといえる。

腎機能と肝機能の代表的な指標を覚えておく。

分娩第2期はどれか。(第102回)

①陣痛開始から子宮口全開大まで
②排臨から発露まで
③子宮口全開大から胎児娩出まで
④胎児娩出から胎盤娩出まで

  1. 陣痛開始から子宮口全開大まで
    陣痛開始から子宮口全開大までが分娩第1期である。
  2. 排臨から発露まで
    陣痛発作時には陰裂間に児頭が見え、陣痛の間欠期には見えなくなる状態を排臨、陣痛の間欠期にも児頭が見えている状態を発露という。どちらも分娩第2期に起こる現象であるが、分娩第2期の始まりと終わりではない。
  3. 子宮口全開大から胎児娩出まで
    子宮口全開大から胎児娩出までが分娩第2期である。
  4. 胎児娩出から胎盤娩出まで
    胎児娩出から胎盤娩出までが分娩第3期である。なお、胎盤娩出から2時間を分娩第4期という。

分娩期は、分娩第1期~分娩第4期に分類される。

お知らせ一覧

PAGE TOP